集客方法【解説】
こんにちは、とも-Dです。
店舗の集客や販売促進活動を始めるのに、「何から始めたらいいの?」「何をしたらいいの?」こんなお悩みはないでしょうか。
そんな方に、この記事では初心者向けに「集客活動の基本的な方法と始め方」を解説していきます。
ご覧いただく事で、お困りごとの解決のヒントになります。

こんな方におすすめです!
●集客活動を始めたい
●集客の方法を知りたい
広告代理店でのキャリア30年以上の筆者の経験をもとに、初心者の方向けに集客活動の始め方、そして、基本的な集客・販促方法を解説していきます。
それでは、どうぞ。
集客活動の始め方
まず、集客活動を始めるのに重要なことが1つあります。
それは、自分の商品やサービスの対象となるお客さんをしっかりイメージすることです。
理由は「対象者」によって集客や、販促の方法が変わってくるからです。
たとえば、街の電気店が大手家電量販店のように、「価格が安い」といった、テレビCMを流すでしょうか。
そんなこと、しないですよね。
街の電気店にとっては、新聞折込広告で地域のシルバー層に「電球の取り換えしますよ」といったサービス面をアピールしたチラシを届ける方が、集客につながります。
【ちょっと解説!!】
●なぜ、街の電気店は新聞折込広告を選んだのか!?
新聞購読者数は年々減少する中、シルバー層の新聞購読率は高く、シルバー層を対象者とした、街の電気店にとっては、対象者にマッチした集客方法なので、折込広告を選んだのです。
シルバー層という対象者がはっきりすれば、結果として集客・販促の方法も決まってきます。
なので、集客活動を始めるときは、必ずはじめに対象者の選定を行ってください。
集客方法の基本
対象者となるお客さんのイメージがしっかりとできたところで、こんどは基本的な集客と販売促進の方法を解説していきます。
ここでは、初心者にも、比較的始めやすい方法から順に紹介していきます。もちろん対象者によって集客の方法は変わってきます。
自分の店舗や、商品・サービスに置き換えてご覧ください。
そうすれば、この記事を読み終えるころには、自分にあった方法が見つかるはずです。

セールスプロモーションでの集客方法
折込チラシや、ダイレクトメール等が、セールスプロモーション型の集客方法の代表です。
販売促進の意味合いが大きく、商品やサービスの購入の仕掛けで、集客を促す方法です。この方法が一番、初心者の方にも、初めやすい方法です。
しかし、チラシの印刷や、ツールの制作に多少の費用が必要になってきます。
折込チラシ・ポスティング
新聞の折込チラシや、ポスティングは一番利用されている方法のひとつです。
しかし、最近は新聞の購読者数が減少し、新聞折込だけでは世帯をカバーできなくなっています。そこで、新聞をとっていない世帯にのみ、ポスティングをするサービスもあります。
また、チラシの印刷から、折込み・ポスティングを一括で依頼することで、コストを抑えることが出来るサービスもあります。
ダイレクトメール(DM)
ダイレクトメールは、宛先のリストが必要になるので、既存のお客さんへの販売促進が目的になる場合が多くなります。
しかし、企業リストを利用して、新規客の集客に利用する方法もあります。
また、ハガキの印刷から宛先印刷、発送まで、一括で依頼出来るサービスもあります。
店頭チラシ・パンフレット
店頭や手配り用のチラシやパンフレットは定番の集客ツールです。
最近では、ネット印刷や、印刷通販の利用で、安く印刷することができます。また、チラシやパンフレットなどのデザインも、ネット印刷会社が提供するテンプレートで、簡単に作ることができます。
他にも、デザイン制作に困ったら、スキルマーケットでデザインを依頼することもできます。
ノベルティ・オリジナルグッズ
ノベルティやオリジナルグッズは、販売促進のツールとして利用されます。
たとえば、店頭での配布や、お買い物ごとにスタンプを進呈して、5個集まったらグッズと交換など、お客さんの続け買いを促進する方法や、新規のお客さんの購入のきっかけとして、初回購入でプレゼントなど、いろいろな方法で利用できます。
また、オリジナルグッズの制作は1個から制作できるものもあります。用途に応じて制作が可能です。
店頭ポップ・のぼり
店頭ポップやのぼりは、店舗の集客ツールの定番です。
工夫された店頭ポップは、お客さんの目を引いて、来店につながります。
そのため、ポップの書き方講座などが開かれ、盛況のようです。
また、のぼりは既製品のバリエーションも豊富で、自分のお店にあったものを選ぶことができます。
しかし、オリジナルのぼりを作りたい場合も、インクジェット印刷を利用する制作も可能なので、比較的小ロットで安く、制作することも可能になっています。
イベント開催
ここまで、見ていただいた集客や販促に、大きく可関係するのが、催事・イベントです。
季節や行事、業種によるイベントは企画内容によって、大きな集客につながります。
これについては、筆者が過去に多く実施してきたイベントの事例・アイデアを挙げて、別途、解説していきます。
web・SNSでの集客方法
web・SNSなどオンラインでの集客方法です。
オンライン集客は費用面で実施しやすいものが多くあります。
しかし、効果が出るまでに時間がかかるもこと多く、継続して実施することで、集客・販売促進につながる方法です。

ホームページ・ブログ
今では当たり前となっているが、ホームページ・ブログでの集客活動です。
しかし、お客さんに見つけてもらうには、表示される順位が上位でなければいけません。そのためのSEO対策など検索で順位を上げる努力が必要になってきます。
また、このようなSEO対策を請け負う会社がたくさん存在します。検索順位を上げたい場合は相談するのも、一つの方法です。
比較的費用がかからずに始められる方法です。まだ始めていない方は、ホームページ・ブログの制作を、すぐに始めるべきでしょう。

SNS
インスタグラムやフェイスブック、ツイッターなどのSNSを利用した集客方法です。
少し前までは、商品の購入を検討するのに、ホームページで「ググる」でした。※Googleで検索する
しかし、いまは、SNSで「#タグる」です。 ※ハッシュタグで探す
これだけ、商品購入やお店選びにSNSの影響が大きくなったということです。
また、常に「バズる」のは難しく、継続して情報を発信し続けましょう。
LINE公式アカウント
攻めの集客ツールとして利用されているのが、LINE公式アカウントです。
その公式アカウントの「お友だち」登録してもらった方に、セール情報などを配信することで、集客ができます。
また、クーポン配信や、スタンプカード、予約システムなどの機能を利用して、販売促進への利用も可能です。
まずは、無料で始められるLINE公式アカウントを、使わない手ないでしょう。
動画配信
youtubeなどの動画配信サイトゃ、SNS上での動画配信で集客する方法です。
この動画配信のメリットは、商品を使っている様子や、お店の雰囲気などを臨場感たっぷりに伝えることができることです。このことによって、集客・販売促進効果がアップします。
動画制作には、ある程度の知識が必要になってきます。しかし、制作や編集を請け負ってくれる外注先も多くあります。
いまや、始めるべき集客方法です。
メールマガジン
メルマガは読者にキャンペーン、お得な情報などを送れる攻めの集客方法です。
しかし、肝心の読者を増やすのに時間がかかります。これに対して、同じ攻めのツールのLINEは、お友だち登録の方法が簡単です。
今から始めるには、LINEのほうが良いかもしれません。
ですが、ネットショッピングのお客さんに対する集客ツールとして、十分に効果が発揮されます。活用用途をしっかり見極めて、利用しましょう。
ランディングページ
このランディングページというのは、販売促進に特化したホームページです。
しかし、通常のホームページとは違い、大半は1ページのみで、商品やサービスの紹介から、購入・申し込みまでを完結します。そのため、期間限定のキャンペーンやイベントなどで利用されています。
また、リスティング広告との併用で、集客・販促効果を高めることができます。
Googleマップ
無料で掲載できるGoogleマップ上にお店を登録して集客方法です。
Googleマップからお店の登録は誰でも出来るのですが、Googleマイビジネス(無料)から、オーナーとして店舗をすることで、Googleマップ上に様々な情報を登録することができます。
また、最近では、MEOという手法も注目されています。これは、Googleマップに登録したお店の、ローカル検索の順位上げて、集客する方法です。
無料で始められる集客方法です。すぐに登録しましょう。
ポータルサイト
ポータルサイトとは入口になるページという意味です。
代表的な例は「ぐるなび」や「食べログ」のようなサイトのことで、サイトに掲載することで集客する仕組みです。各業種によっていくつかのポータルサイトがあります。
掲載料のほかに、送客料など成果に対する費用が必要になります。
インターネット広告
リスティング広告(検索連動型)
ホームページやブログ、ランディングページへの誘導を行い、集客・販促を行う方法です。
検索キーワードに連動して広告が表示されるので、対象者の絞り込みができて、比較的効果の高い広告です。
また、SEOとは違い、即効性のある集客で、キャンペーンやイベントなどの期間限定の集客に効果があります。
費用も入札制および、総予算を調整できるので、予算に合った利用が可能です。
アフィリエイト広告
成功報酬型の広告で、集客・売上が上がらない限り、広告費用は発生しません。
広告を掲載するには、ASPと呼ばれる、商品を紹介するサイト運営者との仲介事業者が広告の募集を行っています。
アフィリエイターは成果報酬のため、知名度があり、報酬のよい商品を選ぶ傾向があります。そのため、アフィリエイターへの条件の提示が、広告の成功のカギとなります。
SNS広告
インスタグラムやフェイスブック、ツイッター、LINEなどのSNSを通して広告を掲載します。
インパクトのある内容で興味を集めて、拡散を狙うという特徴があります。なので、つねにインパクトのある広告を作り続ける必要があります。
動画広告
youtubeなどの動画配信サイトに投稿するものと、ポータルサイトなどの広告枠に表示するものの2種類があります。
いずれの場合も、広告を自動再生で再生されるので、通常の広告のように利用者にクリックをさせる必要なく、広告を訴求することが可能です。
マスメディアでの集客方法
テレビCMや新聞広告が、マスメディアを利用した集客方法です。
ご存じの通り大きな費用が必要になります。
しかし、他の方法と比較しても集客力や、商品・サービスのブランドの浸透の効果は高く、企業イメージの向上にもつながる方法です。
テレビ・ラジオ
テレビCMには、大きく分けて、タイム広告とスポット広告の2種類があります。
タイム広告は30秒で番組についているスポンサーの広告です。また、スポット広告は15秒で番組に関係なく放送されます。
ラジオは固定のリスナーを持つ番組も数多くあり、テレビCMに比べて、地域や年齢、趣向によって、対象者を絞り込みやすい特徴があります。
新聞・雑誌広告
新聞広告は、全面広告や記事下広告の種類があり、全国紙や地方紙など様々な種類があります。なので、幅広い層へのアプローチが可能になります。
しかし、インターネットニュースの影響で、新聞購読者は減少する傾向にあります。
また、雑誌広告は趣味やファッション、旅行など、趣向がはっきりしています。
雑誌の趣旨に合った広告を出すことで、対象者の絞り込みが可能になります。

まとめ
集客・販促活動を始める手順は、、、
まず、対象者を明確にすること
そして、対象者にあった方法を選ぶことです。
あと、集客活動を行って、思ったより効果が出ないときは、見直しが必要になります。
まず、見直すのは対象者選びです。そして、集客方法の見直しの順です。
なぜなら、対象者を見誤っていれば、いくら集客活動を変えても効果は出ません。
そこには、商品やサービスを購入する市場がないのですから、、、
行き詰まったときは、対象者選びに戻って、作戦を練り直すことです。
みなさんの集客のお役に立てれば、幸いです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございます。
とも-Dでした。