集客アイデアと方法【解説】
みなさんは、お店や施設の集客のアイデアで、お困りではないですか?

・集客のアイデアを探している。
・イベントのやり方を知りたい。
この記事では、集客のアイデアや、イベントの運営方法のチョットしたコツなどを紹介しています。

この記事はこんな方におすすめ!
・集客のアイデアやネタを知りたい。
・イベントの事例を参考にしたい。
また、ここで紹介する事例は、筆者が実際に実施したものです。
なので、今すぐできる集客のアイデア、ネタとして活用してください。
それでは、どうぞ。
集客の「アイデア」と「ネタ」と「コツ」。
ここでは、おもに、集客アイデアとネタを紹介します。
また、この集客アイデアやネタをもとにした、イベントのやり方やコツを個別に解説します。
イベントでの集客方法・アイデアの保存版として、ご覧ください。
「セール」イベントの集客アイデア

まずは、セールの、集客方法やアイデアを解説します。
セールは、集客がそのまま売り上げに直結する集客イベントです。
なので、年間を通じて計画的に行うことが、成功のカギで。
催事セール
こちらは、季節や時期、行事によって開催されるセールイベントのことです。
たとえば、下記のようなセールが、催事セールにあたります。
・サマーバーゲン、冬のクリアランスのような季節限定セール
・春の新生活、お中元、お歳暮など時期限定セール
・バレンタイン、ハロウィン、クリスマスなどの行事連動セール
その他にも、周年記念や、創業祭などの店舗独自の記念セールがあります。
また、バレンタインのチョコや、節分の恵方巻のように、業界が需要を作り出すために、仕掛けたセールイベントがあります。
このように、あらかじめ時期が決まっているセールなので、年間のスケジュールを立てておくことが大切です。
そうすれば、十分な準備ができ、結果として、集客・販促効果の高いセールイベントが開催できます。
「抽選」イベントの集客アイデア
つぎに、ここでは、集客・販売促進の方法として、抽選イベントを解説します。
抽選イベントは、お客さんの商品購入やサービス利用ののきっかけ作りです。
また、抽選会の景品の魅力による、販売促進を目的とした集客イベントです。

ガラポン抽選
ガラポン抽選は、子供からお年寄りまで、簡単に参加できる、根強い人気の抽選イベントです。
筆者も、25年以上に渡り、商店街のガラポン抽選会に携わっています。
では、簡単に抽選会の手順を説明します。
まず、お客さんのお買い物や、ご飲食、サービスの利用で、抽選券(抽選補助券)を進呈します。
そして、一定金額の抽選券(抽選補助券)が集まれば、ガラポン抽選に参加できます。
また、出た玉の色によって、等賞(景品)を決定します。
みなさん、ご存じの抽選方法です。
しかし、このガラポン抽選会にも、運営のコツがあります。
それは、ガラポン抽選に参加したくなる景品の準備です。

たとえば、上位の賞の景品は、人気の家電やゲーム機、旅行、グルメ、現金など目玉になる、集客できる景品の準備します。
また、「末等」や「はずれ」など、本数の多くなる景品は、お店で使える商品券にします。
そうすれば、商品券利用目的の再来店が期待でき、販売促進につながります。
このような、ちょっとした仕掛けで、集客・販売促進効果を大きく向上することが出来ます。
また、抽選会の景品のアイデアの記事を貼っておくので、あわせてご覧ください。
そして、ガラポン抽選会の運営の詳細や、アイデア・事例に関する記事も貼っておきます。
ぜひ、参考にしてください。
スピードくじ抽選

そして、スピードくじ抽選も、ガラポン抽選と同じく、定番の抽選イベントです。
お客さんのお買い物、ご飲食、サービスの利用で、スピードくじを進呈します。
そして、その場で、等賞を決めることが出来る抽選方法です。
また、三角くじをめくったり、スクラッチカードを削る楽しみで、人気の抽選イベントです。
スピードくじはねネット通販などでも、汎用性ものが売られているので、それらを利用すれば簡単に実施できます。
そして、最近では、スマホでQRコードを読み取るタイプの「QRコードくじ」も、多くなっています
このように、スピードくじ抽選にも、様々な方法があります。
お年寄りには、スマホを使ったQRコードくじの、参加は難しいかもしれません。
なので、お客さん(対象者)に応じた、スピードくじ選びが必要になります。
このような、ちょっとしたお客さんへの配慮で、集客・販売促進の効果を左右します。
また、スピードくじに関する詳しい記事を貼っておきます。あわせてご覧ください。
宝くじ抽選
また、宝くじ抽選とは、抽選番号が書かれたくじによって、等賞を決定する抽選イベントです。
お客さんのお買い物、ご飲食、サービスの利用で、宝くじを進呈します。
そして、店頭などで当選番号を発表して、景品との引換を行います。
そのため、「当選番号発表」「景品引換」など、少し運営の手順が増えます。
しかし、この少しの手間をかけることによって、お客さんの来店機会が増えます。

これは、販売促進のチャンスです。このチャンスを逃す手はありません。
たとえば、当選番号の確認にきたお客さんは、宝くじがはずれたら、そのまま帰ってしまいます。
しかし、はずれくじも、お店で商品券として利用できれば、商品券利用目的の再購入が期待出来ます。
このような仕掛け作りが、宝くじ抽選の運営のコツです。
また、下には、宝くじ抽選会の詳しい記事を貼っておきます。ご参考にしてください。
オンライン(web)抽選
そして、オンライン抽選は、抽選会場の代わりにオンライン上で、抽選をする仕組みです。
まず、抽選券に書かれたQRコードを、スマホで読み取ることで抽選がスタートします。
そして、オンライン上で抽選された結果が表示されます。
また、景品の発送まで、オンライン上で完結することが出来ます。
このようなオンラインを利用した抽選方法は、コロナ禍での非接触に対応した抽選イベントとして、普及しました。
しかし、ガラポン抽選のように、誰でも簡単に参加できる。
とは、行きません。スマホを利用できる方に対象が限られてしまいます。
このような場合、お客さんサポート体制も大切になります。
では、ここで、オンライン抽選の事例を紹介します。
これは、LINE公式アカウントを利用しているお店なら、お手軽にできるオンライン抽選です。

LINE公式アカウントには、抽選でクーポンを進呈することが出来る機能があります。
この機能を利用して、オンライン抽選会を行います。
(機能の利用方法については、公式ホームページを参照してください。)
たとえば、LINE友だち登録しているお客さんに、「お店の商品券が当たる抽選クーポン」のメッセージを送ります。
お客さんは、LINEメッセージと一緒に送られてきた、抽選クーポンを開いて、抽選に挑戦します。
そして、あたりが出れば、お店で使えるクーポン(商品券)を手に入れることが出来ます。
このように簡単に、LINE公式アカウントの機能を利用して、オンライン抽選会を行うことが出来ます。
また、LINEの抽選機能や、オンライン抽選会の詳しい記事を貼っておきます。あわせて、ご覧ください。
「スタンプラリー」の集客アイデア
また、スタンプラリーも、効果の高い集客のアイデアです。
まず、参加用の台紙を手に入れて、スタンプを集めます。
そして、規定の数のスタンプを集めて応募します。
すると、先着順、抽選、もれなく等、賞品がもらえる仕組みの集客イベントです。
ここでは、いろいろなスタンプラリーの方法について解説します。
お買い物スタンプラリー
まず、お買い物スタンプラリーは、お店での購入金額によって、スタンプを進呈します。
そして、スタンプが集まると、台紙と引き換えで、賞品を進呈します。
このとき、重要なのは、スタンプを集める個数や金額と、賞品のバランスです。
スタンプを集めるハードルに、見合った賞品選びが必要になります。

また、スタンプラリーの景品の進呈方法は、「もれなく」や「先着〇〇名様」がおすすめです。
これによって、お客さんの参加意欲が上がり、集客・販売促進につながります。
クイズ・まち歩きスタンプラリー
クイズラリー・まち歩きラリーの集客方法は、お買い物スタンプラリーとは少し違います。
クイズの解答や、まち歩きスポットの回遊をスタンプ進呈の条件にしています。
そのため、お店や施設の売り上げは上がりません。
なので、賞品をお店の商品券や、試供品などにすることが大切です。
そうすることで、商品券利用目的の来店や、試供品の結果からの購入など、お客さんの来店きっかけの仕掛け作りが出来ます。
これによって、集客・販売促進につなげます。
デジタルスタンプラリー
また、デジタルスタンプラリーは、アプリやwebを利用したスタンプラリーです。
また、デジタルスタンプラリーのシステムも、汎用性のものを利用すれば比較的安く利用することもできます。
今後、スタンプラリーのツールとして、主流になってきます。
また、下記に様々なスタンプラリーの事例や、アイデアをまとめた記事を貼っておきます。
ぜひ、参考にしてください。
「懸賞」イベントの集客方法
そして、懸賞クイズは、クイズに答えて懸賞に応募する「応募型」の集客イベントです。
クイズには、謎解き・穴埋め・脳トレ・間違い探し・クロスワード等の、いろいろな種類が考えられます。
そして、懸賞には参加条件を付ける「クローズド懸賞」と、参加に条件を付けない「オープン懸賞」の2種類があります。

たとえば、クローズド懸賞は、商品の購入や、サービスの利用が懸賞の参加条件とすることで、懸賞イベントの開催が、集客や販売促進活動になります。
また、オープン懸賞の場合、商品の購入を応募の条件とすることが出来ません。
なので、懸賞イベントを行うことで、直接的な売り上げにはつながりません。
しかし、参加条件がないため、クローズ懸賞より、多くの参加者を集めることが出来ます。
これは、今後の販促活動に利用できる見込み客を、多く獲得できる。という事です。
それぞれの特徴を理解して、「クローズド懸賞」あるいは、「オープン懸賞」にするかは、目的によって選びます。
ここで、懸賞イベントを実施する上で、1つ注意があります。
それは、懸賞の種類によって、景品表示法による規制があります。
なので、実施の際には、法令を確認のうえ、実施してください。
また、懸賞イベントの詳細な記事を貼っています。あわせて、参考にしてください。
「催事」イベントの集客アイデア
最後に、催事イベントは、お店で行う集客・販売促進の催し物のことです。
ここでは、店ゼミと展示会について、解説します。
店ゼミ(講座)
まず、店ゼミでの集客イベントを紹介します。
この店ゼミは「店主やスタッフが講師になって、仕事で得た知識や情報の講座」を開いて集客するイベントです。

たとえば、クリーニング屋さんの「お家で出来る染み抜き講座」などです。
他にも、モノづくりなどワークショップ系の講座も集客効果があります。
そして、この「店ゼミ」のコツを紹介しておきます。
まず、店舗で出来る小規模な講座にすること。
そして、参加者とコミュニケーションを密にとること。
これによって、お店のファンをつくることです。
なので、店ゼミは継続することで、顧客の蓄積によって、大きな集客・販売促進効果が期待出来ます。
展示会
そして、展示会は多くの場合、既存のお客さんを招待して行います。
そこで、展示会には、お客さんに特別感を与える演出が大切です。
「私はこの店にとって、特別なお客さんだ。」と思わせることが、売り上げをあげるコツです。
なので、会場選びから、展示商品の選定はもちろん。
お客さんへの招待状の発送、電話での案内など綿密な準備が必要になります。
高額な商品の販売や、サービスの提供に適した集客・販売促進の方法です。
まとめ
ここまで、集客アイデアやネタと、イベントのやり方を解説してきました。
このように、集客のアイデアや、運営方法の基本とコツがわかれば、あとは、自分のお店や、商品・サービスに置き換えるだけです。
また、これらの集客アイデアの組み合わせで、さらに集客・販売促進効果を上げることが出来ます。
たとえば、「セール」イベントと「抽選」イベントの組み合わせがそうです。
セールで安く買い物が出来て、さらに、抽選で景品がもらえるのですから。
当然、集客効果は高まります。
なので、ここまでの解説を参考に、お客さんの目線に立って、集客イベントを行ってください。
では、みなさんのご健闘をお祈りしています。
また、下の「その他の集客のアイデア」をまとめた記事も、あわせてご覧ください。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございます。
では、また。とも-Dでした