ガラポン抽選会の運営方法【解説】
みなさんは、ガラポン抽選会の運営でお困りではないですか。
ガラポン抽選会は、ちょっとしたコツで、集客が大きく変わります。

・ガラポン抽選会のやり方がわからない。
・なにから準備したらいいの?
・どんな景品を選んだらいいの?
この記事では、抽選会の運営経験30年以上の筆者が、ガラポン抽選会の運営のやり方・コツ・景品選びについて解説します。

こんな方におすすめの記事です!
・ガラポン抽選会の運営方法が知りたい。
・抽選会に必要な準備物を知りたい。
・集客できる景品選びのコツが知りたい。
まずは、この記事をご参考にしてください。
そうすれば、ガラポン抽選会の運営のコツがわかります。
そして、集客できる。ガラポン抽選会をやっていきましょう。
それでは、どうぞ、ご覧ください。
ガラポン抽選会の運営【準備手順】
はじめに、ガラポン抽選会の準備を、手順に沿って紹介します。
- 開催要項を決める。
- 景品を準備する。
- 抽選ツールを準備する。
- ガラポン抽選会の告知をする。
- ガラポン抽選会の運営をする。
- 抽選会の結果をみる。
手順に従って万全の準備をして、お客さんに喜んでいただける抽選会にしましょう。
また、お店や施設とって、最大限の集客・販売促進効果を目指しましょう。
1.開催要項を決める。

まず、ガラポン抽選会の開催要項について、解説していきます。
ここでは、よく耳にする「5W2H」の手法にあてはめて、開催要項づくりを行っていきます。
では、下の内容をご覧ください。
●ガラポン抽選会の開催要領を決める!
いつ(When) ~ 開催日の決定
どこで(Where) ~ 開催場所の決定
だれが(Who) ~ 主催者の決定
なにを(What) ~ 開催内容の決定
なぜ(Why) ~ 開催目的の決定
どのように(How to) ~ 実施方法の決定
どのくらい(How mach) ~ 予算・数量の決定
たとえば、(いつ)○月○日~○日まで、(どこで)○○○商店街において、(だれが)○○○商店街組合主催の、(なぜ)お客さんへの還元イベントとして、(なにを)ガラポン抽選会を開催します。
そして、(どのように)参加方法は、お買い物3,000円で1回、(どのくらい)総額100万円の景品が当たるガラポン抽選に参加できます。
このように、5W2Hに当てはめれば、抽選会の「開催要項」が明確になります。
そして、開催要項が決まれば、集客のポイント「景品選び」を行います。
2.景品を準備する。

つぎに、景品の準備を行います。
この景品選びが、抽選会の集客を大きく左右します。
そのため、ここはじっくりと考えたいところです。
まず、景品予算と抽選会の予想回数をもとに、等賞ごとの本数と予算の割り振りを行います。
また、上位賞ほどあたり当選本数は少なく、末等ほど本数が多くなるのが一般的です。
●ガラポン抽選会の予想回転数の決め方!
毎年、抽選会を開催しているのなら、昨年の数字をもとに予想回転数を決定します。
しかし、初めての開催の場合は、昨年同時期の売上げを、抽選参加金額で割ったものが、大方の目安になります。
たとえば、昨年同時期の売り上げが300万円で、抽選参加金額が3,000円の場合
300万円÷3,000円=1,000回が予想回数となります。
しかし、抽選券を配布したお客さんが、すべて参加するわけではありません。
なので、予想回数1,000回の6~7割程度の600~700回転で、景品の準備を進めていきます。
そして、景品の選びの基準は、集客・販売促進にあります。
そのため、特賞や1等など上位賞は、お買い物をしてでも抽選会に参加したくなる、魅力的な景品を選びます。
また、末等の一番本数の多くなる景品には、お店や施設の商品券など、お客さんの再来店・購入につながる景品を選ぶのがコツです。
このように、景品によって、お客さんの抽選会への参加意欲が変わってきます。
ここは慎重に、景品選びをしてください。
3.抽選ツールを準備する。
つづいて、ガラポン抽選会で必要な「抽選ツール」を紹介します。
では、下の内容をご覧ください。
●ガラポン抽選会に必要なもの!
・抽選用品~ガラポン抽選機(本体・色玉)・鐘・抽選券(補助券)
・会場備品~テーブル・椅子・景品陳列棚・紅白幕・のぼり・タイトル看板・景品案内パネルなど
・運営管理~抽選会日報・出玉(景品)管理表
まず、抽選用品・会場備品の準備から始めます。
抽選や会場の備品については、レンタルショップなどで借りることもできます。
しかし、抽選器など、利用頻度が高い場合は、購入した方が安くつきます。
また、抽選券(抽選補助券)は、店舗の購入単価に応じて制作します。
たとえば、お客さんの平均購入単価が500円程度なら、500円の抽選補助券を作ります。
そして、3,000円で1回抽選に参加の場合、500円券を6枚集めて抽選に参加するルールにします。
また、会場のタイトル看板、景品内容の案内パネルなど会場の演出として、準備してください。
これによって、お客さんの注目度もアップして、集客につながります。
最後に、運営管理をする管理表は、必ず準備して、抽選会の実績資料として、次回開催に役立てます。
4.ガラポン抽選会の告知をする。

そして、ガラポン抽選会の告知について、解説していきます。
では、下の内容をご覧ください。
●ガラポン抽選会の告知をする!
・既存のお客さん対象の抽選会の場合
~ 店頭のポップ・ポスター・カンバンの掲示
~ ダイレクトメールの発送
~ メルマガ、LINE友だちへのメッセージ配信など
・新しいお客さんの獲得を目指す抽選会の場合
~ チラシの配布(新聞折込・ポスティング・店頭など)
~ ホームページ・ブログ・SNSなど
まず、告知する対象者によって、方法が違ってきます。
顧客への還元目的の抽選会の場合は、店頭での告知や、DMやメルマガ、LINEメッセージなど、ダイレクトメッセージの配信が効果的です。
そして、新規顧客獲得の集客を目的とした抽選会の場合は、チラシの配布や、インターネットを利用した告知・宣伝が必要になります。
このように、対象者によって告知方法を考えて、効果的な集客を行ってください。
また、下に告知方法のヒントになる記事を貼っておきますので、参考にしてください。
5.ガラポン抽選会の運営をする。
まず、抽選会場で大切なのは、気持ちよくお客さんに抽選会に参加してもらうことです。
そのため、抽選会場のスタッフなど係員は、必ず抽選会の内容を把握してください。
そして、気持ちよい接客を心がけてください。抽選会の成功のカギは、接客にあります。
また、運営管理は、抽選会日報・出玉(景品)管理表の2枚の帳票で行います。
そこには、開催日ごとのガラポンの「回転数」や「参加者数」など、抽選会の結果を記入します。
そして、お店の「売上」「来店者数」なども記入しておきます。
また、「天気」「気温」など、人出(ひとで)に関係する要因も記入します。
そして、これらを利用して、次の結果の検証を行います。
6.抽選会の結果をみる。

最後に、ガラポン抽選会の結果を検証します。
結果の検証には、運営で記録した抽選会日報・出玉(景品)管理表を利用します。
それらの結果や要因を検証することで、次回の抽選会のさらなる成功につなげます。
なので、ここは、しっかりと結果検証を行ってください。
ガラポン抽選会の運営【まとめ】
ここまで、ご覧いただいて、ガラポン抽選会の開催に大切なことは。
まず、ガラポン抽選会の実施要項を明確にすること。
そして、お客さんに抽選を楽しんもらうこと。
その結果、お客さんをお店のファンとて顧客化すること。
これが出来て、ガラポン抽選会の目的は達成です。
●ガラポン抽選会【実施手順まとめ】
1. 5W2Hで抽選会の「開催要項」を決定する。
2. ガラポンの回数を想定して「景品」を決定する。
3. 開催要項に準じて「抽選ツール」を準備する。
4. 集客の対象者に応じて「告知・宣伝」をする。
5. しっかりとした接客で抽選会場の「運営」を行う。
6. 結果を記録して、次回に活きる検証を実施する。
以上、ガラポン抽選会の実施手順を解説してきました。
あとは、みなさんのお店や、商品・サービスに応じた、抽選会の開催要項を作ってください。
そうすれば、集客効果の高いガラポン抽選会が開催できます。
みなさんの、ご健闘をお祈りしています。
そして、「ガラポン抽選会のアイデア」を、まとめた記事のリンクを貼っておくので、参考にしてください。
また、抽選券やチラシ、ポスターなど、抽選会に必要になる印刷物を安く作る方法など、まとめた記事も下に添付しておきます。あわせて、ご覧ください。
今回も、最後までご覧いただきありがとうございます。
では、また。とも-Dでした。